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山海塾『卵を立てることから−卵熱』 11月1日(日)公演決定!! 


2009/10/07 09:00

 約30年に渡り、世界43カ国で国際的に活躍している舞踏カンパニー・山海塾。

その代表作山海塾 代表作 『卵を立てることから卵熱』 が、なんと!北九州に初登場します!!

今日は、山海塾・主宰の天児牛大(あまがつうしお)さんが記者会見にいらっしゃるという事で

北九州芸術劇場にお邪魔してきました〜〜♪

 

天児牛大氏1.jpg

◆天児牛大(あまがつうしお)/山海塾主宰・振付家・演出家・舞踏家

1975年に山海塾を創設。1981年よりフランス及びパリ市立劇場を創作の

拠点とし、1982年以降、およそ2年に1度のペースでパリ市立劇場にて

新作を発表しています。1982年以降の作品はすべてパリ市立劇場との

共同プロデュース。厳しく作品の質を問う同劇場が、25年以上にも渡り

共同プロデュース形式で創作を支援し続けているカンパニーは、

世界でもわずかしか存在しない。 

 

 天児さんは、想像していたよりも小柄で凛々しい印象の方。

ダンサーらしく姿勢が良く、すっと立った姿がとてもきれいでした。

動きを表現する時の言葉づかいも独特で、山海塾の独自の美学を垣間見たような気がしました。

そんな天児さんが語って下さった 『卵を立てることから−卵熱』。一体、どんな作品なのでしょう?

 

卵熱イメージ1.jpgこの作品は、1986年4月にフランスのパリ市立劇場で初演され、パリの

観客から大絶賛されました。同年の8月に行われた日本初演では、

大谷屏風岩という栃木県・宇都宮市の採石場跡地で行われ、

朝日グラフで「太古の人たちの息づかいがどこからか聞こえてきそうな

洞穴の中で、それは生命の根源を思い起こさせる見事な表現」と

評されました。これまでに32カ国137都市で上演されてきた人気作品で

水と砂を用いた印象的な舞台美術や音楽が特徴的なのだそうです。

ただ今回以降はしばらく上演をすることがないかもしれないとか...。

もしかしたら最初で最後になるかもしれない北九州での『卵熱』の公演...。これは絶対見逃せない!!

 

 卵が立っている状態は人間が立っている状態に似ている!?

卵熱イメージ4.jpg
卵が立つ時、卵と机の接地面はとても小さいのですよね。でも私たちが

立っている時というのも、地面と接しているのは極小さな足の裏

1点のみなんです。  言われてみれば確かに__。

卵は、卵の真ん中から地球の中心に向かって一本の線が通った瞬間に

スッと立つそうなのですが同じように私たちが立っている時も、身体から

地球の中心に向かって1本の線を引く事が出来るのだそうです。

そう聞くと「立つ」という当たり前の行為が、すごく不思議な事のように

思えてきます。「卵が絶妙なバランスで立つように、人が立つ姿にも

危うさと美しさが共存していると感じるんです」と天児さんもおっしゃっていました。

 

世界各地に残る「卵生神話」

卵熱イメージ5.jpg
もうひとつ『卵』に関心を持ったきっかけとして、天児さんは世界各地に残る「卵生神話」

(生命は卵からうまれた≠ニいう内容の伝説)についてもお話しして下さいました。

世界中で公演を行う中で、文化の違いに直面すると同時にそれを超えた人間としての

共通項のようなものも感じるようになったという天児さん。「卵生神話」には「人が生命の

神秘性と対話して生み出した共通の物語性」を感じるとおっしゃっていました。

 

そして卵のもう一つの特徴は、殻が破壊されることで何かが生まれるという、

「破壊」と「生成」の共存。確かに卵から鳥の雛が孵る瞬間をテレビで見たりすると、

何とも言えない感覚ってありますよね。身を守ってくれる殻を破ってあえて危険が

いっぱいある世界に出てくる不思議というか...。 

もちろん雑多な世界だからこその面白さがあるわけですが...。 

 

「水と砂」−「破壊と生成」の美学

卵熱イメージ3.jpg.jpg
そんな破壊と生成が同時に共存している様を描くのが、この作品に

用いられる舞台美術なんです。天児さんの説明によると、舞台上には

浅いプールがおかれ、そこに一条の水と砂が延々と

落ち続けるのだそうです。水は生命の源ともいわれるように、


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