幻の名画≪黄薔薇≫100年ぶりに公開!『生誕130年 橋口五葉展』
リバーウォーク5F 北九州市立美術館分館で「生誕130年 橋口五葉展」を観てきました。「大正の歌麿」と謳われた、近代を代表する木版画家、橋口五葉。夏目漱石の『吾輩は猫である』の装幀家としてデビューし、日本のアールヌーヴォーの代表の一人ともいわれている元祖グラフィックデザイナーです。
美しい西洋と東洋の融合作品が期待できそうです。
夏休みということもあって子どもたちの姿も見かけました。
本物の作品を間近で観るというのはいいことですね~。
さて、館内に入ると初期のスケッチブックやデッサン、水彩画に油絵など様々な作品が並びます。
風景画から人物画まで本当に多彩で一人の画家が描いた作品だと思えないほど、バラエティ豊かです。
欄間装飾画や大きな衝立に描かれた作品など迫力のある作品が続きます。
リバ・ナガタの注目は<孔雀と印度女>。西洋と東洋の絶妙な融合がなんともいえず美しいです!
描かれている衝立もまた素敵。
そして、楽しみにしていた装幀家としての作品の数々。
得意のアールヌーボー調な作品が数多く展示され、
観ているだけでワクワク。
もちろん、夏目漱石の「吾輩は猫である」の装幀本(写真左)もありますよ。
こんな素敵なデザインの本だと持っているだけで宝物になりそうですよね♪
その他、はがき絵に書籍のポスターや郵船会社のパンフレットのデザインなど、
「グラフィックデザイナー 橋口五葉」を垣間見られる作品にも注目!
鹿児島出身の五葉は九州にもゆかりが多く、耶馬渓に滞在していたこともあり、
魅力的な風景画も堪能することができます。
4Fに降りると、待ってました! 幻の名画<黄薔薇>の登場です!
橋口五葉の名を知らしめた三越呉服店の懸賞広告1等を獲得した<此美人>と並んで展示されています。
とにかくもう色の鮮やかさに目を奪われます。
着物もとっても綺麗。おもわず立ち止まって見入ってしまいます。
<黄薔薇>は表装もステキ!こちらにも注目ですよ。
それから数々の緻密な女性のデッサンからポスターにもなっている<髪梳ける女>へと続きます。
本当に綺麗な女性の描写にうっとり。
最後にちょっと興味深い展示が。...なんと家計簿です。
モデル料なんかも記載されており、当時の五葉の生活がうかがえて面白いですよ。
すっかり橋口五葉の世界に浸ってしまいました。
しかし、その後、もっと気になるアイテムを発見!⇒
こちら、橋口五葉の装幀本デザインの文庫本ブックカバー!!
これはレア!
お買い上げ決定~
最後に大注目の図録がこちら。
ハードカバーの上質な手触り。そしてなんといってもお洒落なデザインが目を引きます。
巻末には作品についての解説や年表なども詳しく記載されていて濃い内容です。
こちらの図録はとっても好評で大人気なんだとか。
手に入れたい方は早めにリバーウォーク5F 北九州市立美術館分館へどうぞ~
■生誕130年 橋口五葉展
■期間:開催中~9月25日(日)※会期中無休
■開館時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)
■料金:一般800円(600円)、高・大生600円(400円)、小・中生400円(300円)
※( )内は20名以上の団体料金
■リバーウォーク北九州 5F 北九州市立美術館分館
■093-562-3215









