狂言の継承者 野村萬斎が送る古典と現代劇の融合作品『国盗人』

2007年に世田谷パブリックシアターで上演された『国盗人』(作 河合祥一郎 W.シェイクスピア作 

「リチャード三世」より)が、ここ、北九州芸術劇場 中劇場にて、さらにブラッシュアップした内容で再演が決定!! 

古典芸能・狂言の継承者であり、人間国宝でもある狂言師・野村万作の長男でもある

野村萬斎さん(演出・主演)をお招きした『国盗人』の記者会に行ってきました!

 

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◆野村 萬斎(のむら まんさい)

1966年生まれ。狂言師。重要無形文化財総合指定者。「ござる乃座」主宰。

野村 万作の長男で祖父故6世野村万蔵及び父に師事。

狂言の普及に努める傍ら、古典芸能と現代芸術の融合を図った独自の企画で

高い評価を得ている。俳優としてTVドラマ、映画、舞台などでも活躍中。

2002年に世田谷パブリックシアター芸術監督に就任。2005年には自身の

演出・構成の『敦一山月記・名人伝一』で、紀伊国屋演劇賞、朝日舞台芸術賞を受賞。

最新著作に「MANSAI◎解体新書」を出版など幅広く活躍している。

 

「シェイクスピアの作品を扱うのは今回で3本目となります。『国盗人』は野村萬斎会見.JPG

初演からさらにブラッシュアップし、作品の純度を上げ、言葉が分らなくても、

ある意味日本語が分らなくても(笑)、理解できるように能・狂言的に人々の

イマジネーションに訴えていけるような演出を心がけて作り上げました。

原作はシェイクスピアですが、間違いなく日本の作品だと思える作品に

仕上がっていると思います。いずれは世界公演なども視野に入れているので、

それに通用するキャスティングや、衣装制作デザイン・制作を コシノジュンコさんに

お願いするなど、『国盗人』として世界に発信して行ければと思っています。

トリックスター的な愛すべきキャラクターを持つリチャード三世=悪三郎を通して、

残忍な悲劇だけではなく欲望を大切にしていく事を伝えたい。たまには理性を外して、

野生で生きてみる事の大切さなどを代行して伝えたいと思っています。

是非『国盗人』を見て頂き、これを機に古典芸能を、シェイクスピアを、身近に感じて頂けるようになれたら嬉しいです。」

 

21『国盗人』sby久家靖秀web.jpg

 

本作品は、シェイクスピア作品の中で悪役の代名詞と呼ばれる

「リチャード三世」の世界を、"日本のとある場所のとある時代" に

国王の座を得るために奸計をめぐらし、殺人を繰り返す大悪党

「悪三郎」へと置き換えた物語。

狂言の発想を用いて、現代劇の俳優や俳優やパフォーマーを迎え、

実験的かつエンターテイメント性を兼ね備えた舞台 となっています。

圧倒的な存在感を放ち、絶望・悲しみ・苦しみなど激しい感情の

揺れ動きを、王族女性の4役を一人で見事に演じ分け、

反響を呼んだ女優・白石加代子さんの演技もかなりの見どころ。

 

 

 

狂言の継承者、 野村萬斎さんだからこそ出来た古典と現代劇が融合した舞台

難しいイメージがあって、なかなか本格的な狂言を見に行くのに足が進まない方も、

この機会に、ぜひ、ご覧になってみてはいかがですか?

 

◆◇◆ 公演情報 ◆◇◆ 

【タイトル】『国盗人』-W. シェイクスピア作「リチャード三世」より

【公演スケジュール】2009年12月22日(火)19:00/23日(水・祝)13:00

【会場】リバーウォーク北九州6F 北九州芸術劇場 中劇場

2009年9月22日 16:00 記事URL

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