山海塾「降りくるもののなかで ― とばり」
秋風が吹きだして、いよいよ"芸術の秋"到来ですね。
この季節になると、毎週のようにリバの「北九州芸術劇場」に通ってしまうステージファンのリバ・ナガタです。
これまでいろんな名舞台を目にできたのですが、日本を代表するダンスカンパニー「山海塾(さんかいじゅく)」は、実は未体験なのです。。。
パリで大成功したという新作が9月に芸術劇場で日本初公演になるのですが、
"世界的に有名"と言われると、余計にちょっとビビってしまうわ...(汗
そんな私がなんと!
「山海塾」主宰の天児牛大(あまがつうしお)さんの記者会見におジャマしてしまいました~!
さすが名ダンサー。
普段の姿もすっきりと美しい天児さんです。
今回の作品のタイトルは「降りてくるもののなかで-とばり。
見どころのひとつは舞台美術なんですって。
背景の真っ黒な幕に穴を開けて、後ろから光を当てることで星空を表現。
穴の数、なんと6,600!
しかも、日本の夏の星空を正確に写したんだそうです。
舞台の床にも2,200の発光ダイオードが仕込まれ、舞台はまるで宇宙空間。
幻想的な舞台になりそうです。
ところで、タイトルの「降(ふ)りくるもの」とはなんなのでしょうか?
記者さんの質問に、
天児さん「星の光や、昼・夜は、自分が招いているわけではないけれど、向こうからこちらにやってくるもの。時間そのものもそうです。そういった、人間が受け取る"否めないもの""やってくるもの"を降る星の光で表現しています」
深い...。
ここでリバ・ナガタも勇気を出して、質問してみました。
Q.舞踏やコンテンポラリーダンスって、難しいとか、分かりにくいと思っている人が多いと思うんですが、一歩踏み出すためにアドバイスするとしたら??
天児さんのお答えは、
「来たくない人はしょうがないですよねぇ」(一同笑)
笑顔で続けて、
「山海塾の作品は、非日常を体験することです。 日常生活で向き合っていないこと、気持ち、感情などに向き合うことも、たまにはいいのではないでしょうか。 劇場自体もそうですよね。 日常生活から、劇場のドアを開けて非日常の世界を体験して、また日常生活に戻って行く。作品には、『こんなふうに理解しなくてはならない』という正解はありません。見た方がそれぞれの感性で好きなように受け取ってくれればいいんです。
なるほど~。
深く考えすぎず、素直に「きれいだなあ」と思って見ててもいいって、こと、かな??
「まあ、たまにはつき合ってみて下さい」(ニコッ)
と、最後まで、にこやかに語ってくれた天児さんでした。
芸術の秋のスタート。
星空のステージも見てみたいし、今年こそ「山海塾」のステージで自分の感性と向き合ってみようかな!
(C)Sankai Juku (C)Vincent Jeannot









